公武合体こうぶがったい

外国船がどんどんやってきて、どう対応したらいいのかわからずあたふたする幕府。

黒船が来て以降は、幕府はだいたいこんな感じに思われてました。外国と不平等条約を結ぶなど、幕府の権威は失墜です。

ってことで、「こんな体たらくな幕府なんて、いっそのこと倒しちゃえ!」という倒幕の世論が形成されます。そんな空気を一掃するために考えられた策が「公武合体」です。

幕府の権威は失墜しつつありますが、朝廷の権威は絶対です。その朝廷の権威を利用して、幕府が失った信頼を補完し、政権を盤石なものにしようとします。その象徴的なものが、皇女和宮降嫁です。和宮という朝廷のど真ん中にいる皇族(孝明天皇の妹)が、第14代将軍・徳川家茂に嫁入りします。「これからは幕府と朝廷が手を取り合って政権を運営していくんだなぁ」という空気を作りたかったわけです。