嫡男ちゃくなん

「ちゃくなん」と読みます。歴史初心者には意味不明なワードだと思います。普段の生活では使わない単語ですから。

江戸時代までは武士が愛人を抱えているのは普通のことでした。「正妻は正妻で1人いるのに、愛人がたくさんいる人」ってことは、特に悪いことではありません。いたって普通です。

でもその愛人との間に生まれた子供は、正妻の子供とは明確に区別されました。正妻の子のことを嫡男といいます。基本的には嫡男が跡継ぎになるので、そういう区別がなされるのです。

でも男っていうのは、正妻よりも愛人を愛してしまう傾向があります(笑)。なので、嫡男ではなく妾の子供を重用するという逆転現象も普通に発生します。「嫡男が絶対的に強い」というわけでもないのです。

例えば薩摩藩第10代藩主の島津斉興は、嫡男島津斉彬ではなく、妾(お由羅)の子の島津久光を藩主にしようと画策したりしてます。