攘夷じょうい

この「攘夷」って言葉はほんとやっかいな言葉で、説明するのがとっても難しい。俺も実はよくわかってない。

辞書を引くと・・・

江戸末期、外国との通商に反対し、外国を撃退して鎖国を通そうとする排外思想。のちに尊王論と合流して討幕運動の主潮をなした。(出典:大辞泉)

って書いてあります。

1863年、家茂が外国アレルギーの孝明天皇に対して「5月10日に攘夷を実行する」と約束した頃の“攘夷”は、純粋に「外国を撃退する」という意味だったと思います。実際に久坂玄瑞は下関で“攘夷”を決行してますし。

でも尊王攘夷派の人がみんな「開国」を否定していたかというと、そういうわけではない。そのあたりが微妙なのです。薩摩の連中の中にも「尊王攘夷派」という連中がたくさんいました。でも「外国を撃退する」というのを信条としていた志士はいないと思うんです。

坂本龍馬だって尊皇攘夷派の志士といわれたりもします。でもそんな龍馬がカンパニーを設立して外国と貿易をするんだから、もうなんだからよくわかりません。

なので、幕末期のしかも明治維新前の数年間の“攘夷”は、ふわっとした感覚で捉えていただかないと、ほぼ理解不能だと思います。

ということで、ほぼ解説になってないですね。すみません…。