明保野亭

明保野亭は、京都にある料亭の名前。

1864年6月5日、池田屋事件が発生します。でも「まだ長州の残党が京都にいる。そいつらを一掃しちゃえ!」という命を受けた新選組

6月10日。「長州の連中が明保野亭で密議をしている」との情報が入ります。早速明保野亭に向かう新選組と会津藩の面々。中に踏み込むと、ひとりの男が酒を飲んでました。土佐藩士・麻田時太郎。麻田は超ビックリして、部屋を飛び出します。と、そこを会津藩の柴司が麻田の腰を槍で突きます。麻田は「俺は何も悪いことはしてない!俺は土佐藩士だ!」と言い、柴は「すまんかった」と謝罪。幸い死に至る程の傷ではなかったため、麻田はそのまま土佐藩邸に帰っていきました。

ですが、土佐藩は麻田に対して「武士たる者、人に背中を向けて、しかも斬られるとは許せん!士道不覚悟だ!」として、なんと麻田を切腹させてしまうのです。

困ったのは松平容保です。こんなことで土佐藩と揉めたくなんてありません。彼はどうすべきか悩みます。

そんな中、この空気を読みきった柴司が、自ら切腹を決意します。で、実際に腹を切っちゃいました。

喧嘩両成敗的な落とし所で落ちた気がしないでもないけど、なんとも後味の悪い事件だと思います。これが「明保野亭事件」といわれる事件です。

ちなみにこの明保野亭、坂本龍馬も出入りしていたことで有名です。明保野亭には龍馬の名前を冠した料理があって、俺も昔食いに行こうとしたのですが、めっちゃくちゃ値段が高くてあきらめたことがあります。今は高級料亭なのです。

所在地: 京都市東山区清水2-222

投稿者: ryomaky

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